羽鳥建築設計室

外壁に防湿シートが貼られ、サイディング工事が始まりました

サイディングと言っても模様の印刷された既製品ではなく

防火性のあるセメント板なんです

その上に伸縮性のある吹きつけ塗料を施すのですが

この仕上げ材は結構昔から使われていて

今風ではないのですが、仕上がると落ち着いて見えるのです

壁の内部は空気が通り抜け出きる様切り込みを入れており

耐久性においても　室内環境においても有効に機能します。

屋上野外テラスの防水工事も完了し外回りは佳境に入ったというところでしょうか

サッシの取り付けもここ二三日で終了します。

建築現場も上棟がすすみ

建築審査の中間検査も終了しました。

静かな街中の住宅街のなか、結構迫力のあるボリュームです

柱が組みあがって外壁の板が貼られ

窓の開口部がうがたれ　建物のアウトラインも整いだしたという状況です。

上部の加重が真っ直ぐに地面に流れるように柱に位置は

なるべく統一して設計してあります

梁間は２間以上飛ばさないよう慎重に計画してあります

組みあがった架構はとても整然としています

なるべく無駄のない構造で機能的に組み上げられた建物です。

屋根材が葺きあがり、外壁材が貼られる段階まで来ました。

一ヶ月ぐらいあいてしまいましたが、

現場は滞りなく動いています。

基礎工事が終了して、足場がかかり

来週は土台敷き込みから、軸組建て方が始まります。

今年に入ってから片付けなくてはならない用事がいっぱいありすぎて

頭がうに状態でした。

業務日誌ブログも小まめに更新してお知らせしてゆかなくてはと焦りつつ

なかなか気が廻らない状態です。

フンドシしめなおして頑張らなくてはいけませんよね。

あさって、月曜日着工します。

基礎工事の地縄を張って、建物の位置を確認します。

その後、逃げ墨を出して基礎の中心線を正確に割り出します。

その後、四角形なら対角線の距離の誤差を確認し

それから掘削工事に入ります。

地盤面から何センチ掘り下げたらいいのか

事前に地盤測量をしてはかります。

掘削機械が敷地に入るのか、とか

建設資材をどこに積み上げるのかとか

考えなくてはならない項目がいっぱいあるんですね。

昨日、地鎮祭を執り行いました。

天気もおだやかでしたが、

午前の式なので土は半分凍っていました。

竹ささを四本四角に立てて（ひもろぎと言うんですが）

その中に神様が降りてこられるように

仮設の神社をつくります。

施主さんのお子さんたちは始めての体験で

興味深深のまなざしでみていました。

この土地に縁あって施主さんたちがお住まいになるのですから

興味深いイベントなのです。